1.
あなたは言ったよね
僕に…貸しがあるって
悲しかった
だけど僕はあなたの中心が空虚なのを知ったんだ
だから恨んだりしないよ
多くの意味があったことを知っているから
僕が渡せるもの以上のものを渡して
もうわかってくれなくていい
僕は自由に飛べる
そして今、僕は飛び立つんだ
なぜなら僕は…
僕はまっすぐにここに立っている
どんなことがやってきても僕は耐えることができる
強い風が吹いても 落ちることがあっても
僕は空高く舞い上がる
2.
僕は知っている そこには戻れないことを
望んでいた、あの暗い場所に
あなたの愛はひどいよ
あなたは僕の無知な部分だけを持っていった 永遠に
僕が渡せるもの以上のものを渡して
もうわかってくれなくていい
僕は自由に飛べる
そして今、僕は飛び立つんだ
なぜなら僕は…
僕はまっすぐにここに立っている
どんなことがやってきても僕は耐えることができる
強い風が吹いても 落ちることがあっても
僕は空高く舞い上がる
僕はまっすぐにここに立っている
どんなことがやってきても僕は耐えることができる
強い風が吹いても 落ちることがあっても
僕は空高く舞い上がる
聞いて
僕は知っているんだ
明日はどんな悲しみも乗り越えられる鍵だってこと
すべてうまくいく
今この時も そしてこれからもずっと
なぜなら僕は…
僕はまっすぐにここに立っている
どんなことがやってきても僕は耐えることができる
強い風が吹いても 落ちることがあっても
僕は空高く舞い上がる
僕はまっすぐにここに立っている
どんなことがやってきても僕は耐えることができる
強い風が吹いても 落ちることがあっても
僕は空高く舞い上がる
僕は空高く舞い上がる
これはJYJが2010年10月に発売した英語曲のみのアルバム、
「The Beginning」に収められたジュンスのソロ曲「I can soar」の歌詞を
翻訳したものです。
例によってweb翻訳をベースにしましたが、
韓国語と違って英語のweb翻訳はかなり意味不明なことになるので
手直しというか、なんとか意味を読み取って日本語に置き換えていったので
ほぼ私の言葉になってしまってます。
英語、全然なのに…だからこれで大丈夫なのか若干不安があるのですが。
実はこの曲、最初はあまり好きではありませんでした。
アメリカのオールドタイプな感じがして…
でもジュンス作曲なんですよね、これ。
アレンジのせいかな?と思ってメロディだけ抜き出して
ピアノで弾いてみたりもしたのですが、
やっぱり古い感じがして…
今でもジュンスの中にどうしてこういうメロディが?と
不思議でならないのですが。
だからあまり聴く回数も多くはなかったのです。
それが、最近、歌詞の訳を改めて読む機会があって、驚きました。
この英語の歌詞を書いたのはKyoko Hamlerさんという方で、
どういう方か存じ上げませんけど、
「The Beginning」のほぼ全曲の作詞に関わっている方です。
なのに内容は、泣きたいくらいジュンスそのものなんです。
ジュンスが作詞じゃないの?と、
何度もCDのブックレットを確認してしまいましたよ。
ジェジュンのソロ曲もそうで、まるでジェジュンが書いたみたいで。
制作の時点で、こういう内容にしたいというのを
ジュンスが作詞家さんに伝えていたのでしょうか…
それにしても全部がジュンスすぎて。
この歌詞を思い浮かべながら曲を聴いたら、
不思議と今までとすごく違う感じに聴こえました。
繰り返されるサビの部分。
前は繰り返しが多いのでちょっと退屈に感じていたのですが、
歌詞の意味を思い浮かべながら聴いていると
ジュンス、そしてJYJが歩いて来た道を振り返らずにはいられませんでした。
そして、
聞いて
僕は知っているんだ
明日はどんな悲しみも乗り越えられる鍵だってこと
すべてうまくいく
今この時も そしてこれからもずっと
ここもすごくジュンスっぽくて。
明るいメロディにジュンスの少し切ない歌声がのって…
JYJの中では一番精神的に強くて、ポジティブに見えるジュンスですが
すべてを悟った人のような、そんな揺らがない自信があるわけではなく、
なんだかこの部分を聴くと、東京ドームで見た
目に涙をいっぱいためたジュンスの顔を思い出すんです。
明日が来ればどんな悲しみも乗り越えられる。
そう思って暗い夜を耐えた日もあったでしょう。
大丈夫だよ、これからはすべてうまくいく、って
自分に言いきかせながら、
聴いている人にもそう励ますように。
ユチョンが話したように
これからもまだまだ困難が待ち受けているかもしれません。
だけど向かい風も力にして、soar…飛び続けてほしいです。
時には休んで、栄養つけてね。^^
(ユチョンは最近栄養つけすぎという噂が…(笑))
ジュンスが希望を歌った曲と表現したこのI Can Soar。
歌詞をよく知ったら、
とても心が明るくなる曲だなーと思って好きになりました。^^
【翻訳の余談】
サビはそうでもなかったのですが、
最初の所を訳すのがすごく難しくてかなり悩みました。
when you said, I... Owe you, it was sad.
の部分なのですが、語順そのまま直訳すれば、
「あなたがそう言った時、私はあなたに恩義がある、悲しかった」
なんですけど、これを日本語らしく直すのがすごく難しく…
つまりこれって、「お前には貸しがある。それを返せ」
もしくはoweには恩義、義務、おかげなどの意味が含まれるので
「誰のおかげで今のお前があるんだ」というようなことを言われ、
悲しくなった、という意味ですよね。
正にJYJが前の(韓国での)所属事務所の人間に言われたことみたいで…
まだ当時23歳ですよ…そりゃあスターにはしてもらいましたけど、
その代わり何年間も低賃金で馬車馬のように働かされ…
でもそのままだと詩的じゃないし、
上のような表現になりました。
I gave and did above What I had to
という部分も…
「
僕が渡せるもの以上のものを渡して」と訳しましたが、
これは自分が持っている以上のものをgave(渡した/与えた)ということで
つまり無理をさせられ続けたってことですよね…
恋愛の歌…という風にみることもできなくはないのですが、
だったらこの流れで
Your love so damn bad
なんて、damnなんて言葉を使うかなぁ…とも思うんですよね。
上では簡単に「あなたの愛はひどいよ」と訳しましたが、
damn=だめと判定される、非難される、(神が人を)地獄に落とす、
(人を)破滅させる、台無しにする…または、ののしりの言葉。
つまりは「あなたの愛は私を破滅させるひどいものだ」とも訳せる…^^;
でもあまり断定的にならないように、やわらかく訳しました。
それからそこに続く
You took from me only, Blindness, to what I've always had.
という所、「
あなたは僕の無知な部分だけを持っていった 永遠に」と訳しましたが、
Blindnessは盲目、無知、向こう見ずなどの意味があるので、
つまり若く純粋で、ある意味向こう見ずだった「私」の、その部分だけをとっていった、
要するに「あなたとのことが僕を大人にした」という意味なのでは〜と思いました。
でもそう書いてしまうと原語の感じが伝わらなさそうなので、上のように訳しました。
いや〜、歌詞の翻訳って難しい!
でも原語をよく読むことで曲の世界観を深く知ることができて面白いです。^^
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